シネマ・ジャック&ベティで12月18日から24日に先行上映され、2022年1月29日から全国で順次公開される「誰かの花」。鉄工所で働く主人公の孝秋は、薄れゆく記憶の中で徘徊する父・忠義と、そんな父に振り回される母マチのことが気がかりで、実家の団地を訪れる。しかし忠義は、数年前に死んだ孝秋の兄と区別が付かないのか、孝秋を見てもぼんやりとうなずくだけだった。そしてある日、事故が起こる。団地のベランダから落ちた植木鉢が住民に直撃し、救急車やパトカーが駆け付ける騒動となったのだ。父の安否を心配する孝秋だったが、忠義は何事もなかったかのように自宅にいた。しかしベランダの窓は開き、忠義の手袋には土が。一転して孝秋は父への疑いを募らせていく。A neighbor dies when potted flowers fall from a balcony of an apartment complex. A man whose father suffers from dementia begins to question if it really was an accident.
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