今から4年前、大阪のワル共の世界は、全体を統轄する者のいない群雄割拠の時代だった。 力の強い者が弱い者を喰いつぶす、そんな戦国時代にあって、 ワル共を力ずくで締め上げる1人の男が現れた。 彼は権力を誇示することなく、大坂全体の頂点に立った。男の名は、神雷功。 大阪中のワル共は、彼を大阪魂と呼んで、憧れ尊敬した。 2年前、神雷は引退するにあたって、自分の後継者に高木義志を指名した。 だが、正式決定の前日、神雷は殺されてしまう。それ以来、大阪魂の地位は空席のままだった。 そして現在、バイオレンスシティ大阪で、誰からも一目置かれる存在であり、 関西第五高校空手部王将となった高木は、メガトン級パワーで向かうところ敵なしだったが・・・。
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