画廊の女主人が、自分を裏切った男の描いた完全犯罪を実行するサスペンス。名取が演じる画廊の女性経営者・玲子は、愛人の不動産会社所長からある計画を持ちかけられる。しかし、自らもその男から命を狙われてしまい…。絵画の売買に端を発した事件の結末とは。不動産会社所長・高木(内藤剛志)は、丸山社長(金田龍之介)から相談を受けた。絵画売買で会社の裏金作りをしたいという。高木は、画廊を経営する愛人・玲子(名取裕子)の店を利用するよう丸山に勧める。絵を購入した矢先、丸山が事故死する。高木は宙に浮いた裏金の着服を企むが、丸山の愛人・里美(速水典子)に脅迫される。その後、里美が死体で発見され、他殺と疑う玲子は、高木を呼び出して真相を聞く。告白した高木は、警察をくらますため、玲子に遺書を書かせ自殺を装い東京に逃げようという。だが、高木は玲子も始末しようとしていた…。
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