全国の警察署長のピンチヒッターとして、各地を転々としている風間昭平(北大路欣也)。今回、風間は四国最東端の街、徳島県阿南市の阿南中央署へ赴任することになった。風間は、副署長の河田慎哉(近藤芳正)から署長専属の秘書官を用意したと言われ、地域課の清水由紀(東ちづる)を紹介される。清水は徳島県内の数々の所轄署を渡り歩いている女性警官だった。そんな中、午尾(ごお)の滝で男性の変死体が発見されたと一報が入り、風間は清水とともに現場へ。遺体の背中には刺し傷があり、首には絞められた痕が残っていた。風間は遺体の手に付着した土が、殺害現場周辺のものではないことに気づく。さらに被害者の遺留品の手帳には不思議な数字が書き込まれていた。
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